Melody

小さな恋のメロディ」1971
デビッド・パットナム製作、ワリス・フセイン監督、アラン・パーカー脚本。
ジャック・ワイルドマーク・レスター、トレーシー・ハイド。

イギリス映画だと思っていたのだが違うのか? フランス・イタリアのB級コメディの雰囲気がある。

アラン・パーカーは「Bagsy Malone(ダウンタウン物語)」「エビータ」の監督。
某所でこの作品を『感傷的』と書いたが、もう一度観ても同じ感想を持つ。センチメンタルと言わずしてなんと言えばいいのか。酷い現実の描写が続く中、ラストの子供達の叛乱。物語の中だけはハッピーエンドにしてあげようというファンタジー映画なのだ。

現在の日本の女子中高生はミニスカばかりだが、この映画の女子達もミニスカで、この映画を最初に見たときに「うらやましいなぁ」と思ったことを思い出した。っていうか、パンツ見えてんじゃん。
1968年には「オリバー」でマーク・レスターがオリバー役、ジャック・ワイルドがアートフル・ドジャー役で競演している。マークは可愛いだけ、その点ジャックは格好良く賢く演技も上手い。結局マークは裸になって終わりという映画人生だったのかも。