華氏

華氏温度は摂氏温度をC、華氏温度をFとすると C=5×(F−32)/9 で計算できる。
F=-40 => C=-40
F=0 => C=-17.7
F=32 => C=0
F=100 => C=37.7
そもそも、華氏温度の0度は人が作れる最低温度を0度、人の体温を100度として作った(諸説有り)のでそういう温度になる。若干のズレはあるが普通に生活する分にはその程度の覚え方で良い。正確に換算したいなら、摂氏で-40度と0度の時の華氏温度を覚えておく。換算式を覚える必要は無い。

華氏はファーレンハイトの音読み。黒岩涙香が「噫無情」でファンテーヌを華子と訳していたのと同じだ。

ミュージカルの公演名で「日陰でも110度 (110 in the Shade)」というものがあるがこれは華氏温度。100度を超えているので人の体温より非常に高い気温だということが判ればよい。

レイ・ブラッドベリの「華氏451度」は紙の燃え上がる温度からタイトルを取った。これを真似て「華氏911」などと映画のタイトルにするのは単なる馬鹿だと私は思う。センス無し。