ロザリー月組二日目

諸元は前述の通り。
これまでの経験では、2班あるうちの月組はオーソドックスな本来有るべき形の舞台で、星組はそれを逸脱した箇所の多い舞台なのだと思う。今回も同じ感想を持った。ただ、これまでのそれよりも振幅の幅が激しいように思われる。つまり、星組は個々の場面や個々の歌や演技の揺れの幅がとても大きい。(ここで"揺れ"とは上手・下手ではない、念の為) 月組は予想していたものを見せてくれたけれど、星組は予想していた以外のものを見せられた。
ロザリー役の青島凛さんと、マリー役の片桐和美さんの冒頭でのセリフ劇が素晴らしい。さすが青島&片桐。
なんだか主演しか誉めてないように見えるかも知れないが、今回はだれも貶せないのね。今年の3公演のなかでは完成度が一番高いのではないかと思う。