ロザリー星組初日

六行会ホール。開場十八時、開演十八時半。第一幕一時間二十分、幕間十五分、第二幕一時間十分。
出演者、スタッフについては http://d.hatena.ne.jp/Kuro-hata/ に記述。
マイク使用、カラオケ。ただし歌以外は肉声。
「サイト」の時にも感じたのだが、序曲・アントラクト以外ではオケを打ち込み直しているように思えた。
初演時の感想はとても悪く「主演とジャンヌ以外は見るべき所は無く、出演者全員にセリフか歌を用意していて内輪の発表会のようなもの」だった。再演と聞いてもまったく気分が乗らなかったのだ。しかし、自分ながらこれはひどい言い方だとは思うのだが実際そう感じたのだ。ラスト近くの歌の羅列は出演者に取り敢えず歌わせようという意図しか感じられなかった。その時の出演者が今回もいたり、ロビーにいたりするので書くことに躊躇したりするけれども。お世辞書いてもしょうがないので。念の為、これは初演の時の感想ね。
気分が乗らなくても、ミュージカル座の公演はWキャストの2班あり、それぞれを1回ずつ見るのはある種の義理のような感覚。今回は月組二日目と星組千秋楽の1回ずつの予定だった。しかし、どうも星組のキャストが気になる。気になり度が上がって日高信乃さんにチケット手配を頼み(ありがとうございます>しのっち)星組初日に行った。
端的に言って、初演とは全然違うものという印象だ。もっともあの時のことはほとんど覚えていないのだが。発表会的な感じはしなくなっていた。ストーリーや演出については思うところはいろいろあるが、つまり減点があるとすればそれなのだけれど、それを差し置いて良かったと思う。
ロザリー役の神郡英恵さんが非常に素晴らしい。彼女の(公式な)ヒロインデビューを見ることが出来て良かった。