ケロロ軍曹 コチョコチョ大作戦であります

大宮ソニックシティ。十時三十分開場、十一時五分開演。第一幕四十五分、幕間二十分、第二幕四十分。
キャストは不明。というのも劇団飛行船だからだ。出演者は全員顔が見えない。マスクプレイ・ミュージカル。ケロロ軍曹達は完全着ぐるみだし。
演奏や音声は録音。ケロロ軍曹の声優陣が声をあてている。
あのマスクはどうなっているんだろうという疑問は結局解けず。ほら、顔をすっぽり覆っているのに見えているし、激しく動いてもずれない落ちない。
会場は子供達やお父さんお母さんでいっぱい。一人で見に来るなんてのは変わっているよねぇ。
作品としてはミュージカルというより歌劇。歌っている間にストーリーは進行しないからね。曲のアレンジ変更だけで進む場面があるが、そこは非常に退屈。
一幕の最後でアンゴルモアちゃん(ケロロ軍曹に出て来る見かけが女子高生な破壊神的宇宙人、四字熟語を多用)が「幕間休憩」を「まくまきゅうけい」と言っていた。お子様がいるところで読み間違いしてはいけない、それをチェックしきれなかった録音スタッフも情けないが。「まくあいきゅうけい」だ。
題名の示すとおり「コチョコチョ大作戦」なわけだが、人間型の出演者達が客席に降りてきてくすぐり回る。ステージに気を取られていた私は急にくすぐられて、、笑った。冬樹君にうしろからくすぐられたのだった。やられた。